こんにちは。
シニアサークルアッシュで、イベントの企画や運営を担当している田中晶子です。
60代になってから、
「婚活という言葉には少し抵抗がある」
「もう一度結婚したいのか、自分でもまだ分からない」
「でも、ずっと一人で過ごすのは少し寂しい」
そんな気持ちを持つ男性のお話を聞くことがあります。
今回の記事では、岡山の60代男性から実際によく伺うお話をもとに、個人が特定されないよう内容を再構成しています。

子どもが独立したあとの一人暮らし
一人で食べる夕食
60代からの婚活
再婚を急がないパートナー探し
について、現場で多くの方を見てきた私なりの視点でお話ししたいと思います。
最初に結論からお伝えすると、60代の婚活は「再婚する相手を探すこと」だけではありません。
まずは一緒に食事ができる人。
休日に「今日はどうしてる?」と連絡できる人。
旅行や映画の話ができる人。
そんな関係から始めてもいいのではないでしょうか。
それも、60代から始める大切な出会い方のひとつだと私は思っています。
子どもが独立して、急に静かになった家
今回ご紹介するのは、岡山市に暮らす60代男性のお話をベースにしたケースです。
仕事をしながら子どもを育て、気がつけば60代。
以前は夕方になると、
「今日は何を食べる?」
「帰りに何か買ってくる?」
そんな何気ない会話が家の中にありました。
ところが、子どもが就職して家を離れると生活は大きく変わります。
夕食の時間になっても、自分以外には誰もいません。
最初のうちは、
「自由になったな」
と思ったそうです。
食べたいものを食べられる。
テレビも好きな番組を見られる。
時間も自由です。
ところが数か月、数年と過ぎていくと、その自由の感じ方も少しずつ変わってきました。
スーパーで一人分のお惣菜を買って帰る。
家でテレビをつける。
一人で夕食を食べる。
片付けをして、そのまま一日が終わる。
ある日ふと、
「今日、一日ほとんど誰とも話していないな」
と気づいたそうです。
寂しいというより、何かが少し足りない。
そんな感じだったそうです。
「再婚したいの?」と聞かれると答えられなかった
知人から、
「だったら婚活したら?」
と言われたこともあったそうです。
でも、婚活という言葉を聞いた瞬間、少し構えてしまいました。
結婚相談所へ行って、プロフィールを書いて、
年収や家族構成を伝えて、
相手の条件を確認して、
最終的には結婚を決める。
そんなイメージが先に浮かんでしまったそうです。
「そこまで考えているわけじゃないんだよな」
これが、その男性の本音でした。
再婚したくないわけではありません。
素敵な人がいて、この人とならと思えたら、将来的には再婚を考えるかもしれない。
でも今すぐ、
「結婚相手を探しています」
と言うほど気持ちは固まっていない。
では何を求めているのか。
考えているうちに出てきた言葉が、
「まずは、一緒に夕食を食べられる人がいたらいいな」
だったそうです。
私はこの言葉、とても60代らしい自然な気持ちだと思います。
60代になると「条件」より「一緒に過ごしたときの感じ」が大切になる
20代や30代の婚活では、
結婚
子育て
住宅
仕事
将来設計
など、どうしても条件を考える場面が多くなります。
でも60代になると、少し違います。
どんな仕事をしているかだけではなく、
一緒にいて疲れないか。
食事の好みが近いか。
沈黙になっても気まずくないか。
旅行や映画、温泉などを一緒に楽しめそうか。
お互いの家族やこれまでの人生を尊重できるか。
そういう日常の相性のほうが、少しずつ大切になってきます。
だから私は、60代の婚活では最初から「結婚するかどうか」を決めなくてもいいと思っています。
まず友達になる。
一緒に食事をする。
連絡を取り合う。
また会ってみる。
そんな時間を重ねた先に、
「この人といると落ち着くな」
と思える関係が生まれる。
そこから恋人になる方もいれば、人生のパートナーを考える方もいます。
もちろん、気の合う友人として長く付き合うのも素敵な関係です。
60代の恋活・婚活についてもう少し詳しく知りたい方には、こちらの記事もおすすめです。

「一緒に食事できる人」という出会い方
シニアサークルアッシュで食事会を続けていると、食事というものは不思議だなと感じます。
初対面で、
「何を話せばいいんだろう」
と緊張していた方でも、料理が運ばれてくると、
「これ、おいしいですね」
「普段こういうお店には来ますか?」
という、ごく自然な会話が始まります。
婚活だから何か特別な話をしなければならないわけではありません。
最近行った温泉。
好きな映画。
岡山のおいしいお店。
旅行。
ゴルフ。
子どものこと。
仕事を辞めてからの生活。
そんな普通の話から人柄は少しずつ見えてきます。
実際、岡山で現在案内している食事会でも、旅行、温泉、映画、グルメ、ゴルフ、音楽などさまざまな趣味を持つ方が参加されています。
「婚活しよう」と力を入れすぎるより、
「今日は誰かと楽しく食事してみよう」
くらいから始めるほうが、60代には合っている場合もあると思います。
岡山で60代から自然な出会いを探すなら
シニアサークル岡山では、40代・50代・60代・70代など、年代を分けた交流イベントを開催しています。
岡山市を中心に、倉敷市、総社市、玉野市、津山市など岡山県各地から参加されており、公式ページでも一人参加や初参加の方が多い地域として紹介しています。女性スタッフが交流をサポートしています。
岡山の最新開催情報はこちらから確認できます。

シニアサークルアッシュは2026年で設立32年目を迎えました。
入会金・年会費は無料で、50代、60代、70代、80代を中心に、新しい友達作り、居場所づくり、恋活、婚活などの交流イベントを全国で開催しています。
「婚活イベントへ行くのは少し緊張する」
という方には、友達作りから始めるという選択肢もあります。
岡山では、こんなイベントを開催してきました
岡山エリアでは以前から、年代別の食事会だけでなく、さまざまなテーマの交流会を開催してきました。
2026年夏だけを見ても、
・50代・60代の少人数食事会
・バツイチ・理解者限定の50代・60代交流会
・50代・60代・70代の映画好き食事会
・50代・60代・70代のスポーツ好き食事会
・旅行好きの食事会
・70代・80代のお茶会
などが開催されています。
岡山エリアの公式ページには、過去に開催されたイベントが295件以上掲載されています。
一つの形式だけではなく、
旅行が好きなら旅行好きの会。
映画が好きなら映画好きの会。
同じ経験をした人と話したいならバツイチ理解者の会。
まず会話を楽しみたいなら少人数食事会。
というように、自分に合った入り口を選べることを大切にしています。
初めて一人で参加する男性へ
60代男性からよく聞くのが、
「女性ばかり知り合い同士だったらどうしよう」
「一人で行って浮かないかな」
という心配です。
シニアサークルアッシュでは、一人で参加される方が多く、岡山の公式案内でも半数以上が一人参加または初参加と紹介されています。開催回によっては一人参加が約9割という食事会もあります。
初参加について詳しく知りたい方はこちらも参考にしてください。

最初から全員と仲良くなる必要はありません。
まず一人、
「この人とは話しやすかったな」
と思える人と出会えれば、それだけでも参加した意味は十分にあると思います。
現場スタッフ田中が感じる60代男性の変化
私が現場で感じるのは、60代男性は最初から「結婚相手を見つけに来ました」と話す方ばかりではないということです。
むしろ、
「食事に行ける人がいたらいい」
「旅行に行ける友達がほしい」
「話せる人が一人でも増えれば」
という気持ちから参加される方もいらっしゃいます。
ところが食事会が終わる頃には、最初は少し硬かった表情がやわらかくなっています。
「久しぶりにこんなに話しました」
そんな言葉をいただくこともあります。
私は、そこがとても大切だと思っています。
今日参加したから恋人を作らなければいけない。
連絡先を交換しなければいけない。
次に会わなければいけない。
そんな決まりはありません。
今日は楽しく食事ができた。
久しぶりに新しい人と話した。
来月も少し外へ出てみようかなと思えた。
それだけでも、新しい生活の始まりではないでしょうか。
子どもが独立した後の暮らしについて考えている方には、こちらの記事もおすすめです。
2026年9月以降の岡山イベント情報
岡山では今後も年代別、趣味別の食事会や交流会を予定しています。
2026年9月26日には、岡山駅近くで50代・60代中心の少人数食事会が予定しています。
定員は男女合わせて約12名。
席替えあり。
一人参加の方が多く、和食を楽しみながら交流する形式です。
会場は岡山駅東口から徒歩圏内の全席個室のお店で、2026年9月3日時点では男女とも残席わずかです。予約状況は変わりますので、最新情報をご確認くださいね。
また、9月20日には50代・60代を対象としたバツイチ・理解者限定の交流会も予定ですが、すでに受付終了となっています。
岡山の開催予定は随時追加されています。

60代の婚活についてよくある質問 Q&A
Q. 60代の婚活は、再婚を前提にしないといけないのでしょうか?
いいえ。
最初から再婚を決めて活動する必要はないと思います。
「まずは一緒に食事できる人がほしい」
「休日に出かけられる人がほしい」
「話し相手がほしい」
という気持ちから始めても大丈夫です。
友達として知り合い、お互いを知っていく中で恋愛関係になることもありますし、その先に再婚という選択肢が生まれることもあります。
大切なのは、最初から答えを決めてしまわないことだと思います。
Q. 子どもが独立してから婚活を始めるのは遅いでしょうか?
遅くありません。
むしろ子育てが一段落して、自分の時間について考えられるようになったことが、新しい人間関係を作るきっかけになることがあります。
「子どものための人生」から、
「これからは自分の時間も大切にしたい」
と思うことは、とても自然なことです。
Q. 子どもに婚活していることを話したほうがいいでしょうか?
必ず最初から伝える必要はありません。
まずは友達作りや食事会への参加として、自分自身が楽しめるか確かめてみてもいいと思います。
将来、本当に大切な相手ができたときに家族との関係についてゆっくり考えていけばよいのではないでしょうか。
Q. 60代男性でも一人参加できますか?
もちろん大丈夫です。
シニアサークルアッシュでは一人参加や初参加の方も多く、スタッフが進行や席替えを行います。
「知り合いが一人もいない」という状態は、珍しいことではありません。
Q. 婚活パーティーのような雰囲気が苦手です
そのような方には、少人数の食事会が向いていると思います。
プロフィールだけで判断するのではなく、食事をしながら普通の会話をすることで、その人の話し方や雰囲気を知ることができます。
まず友達から始めたい方には、友活イベントについての記事も参考になります。
「また誰かと夕食を食べたい」と思った日が、始めどきかもしれません
一人で食べる夕食が悪いわけではありません。
一人だから自由にできることもたくさんあります。
でも、
「たまには誰かと食事したいな」
「今日あった出来事を話せる人がいたらな」
と思ったのであれば、その気持ちを無理に打ち消さなくてもいいと思います。
60代だから。
離婚経験があるから。
子どもがいるから。
もう若くないから。
そんな理由で、新しい人とのつながりを諦める必要はありません。
再婚するかどうかは、そのあと考えればいい。
まずは、
一緒にご飯を食べたいと思える人と出会う。
そこから始めてみませんか。
シニアサークルアッシュ岡山で、皆さまの新しい一歩をお待ちしています。
新規無料会員登録で500ポイント
シニアサークルアッシュでは現在、新規無料会員登録をされた方に、イベント参加時に利用できる500ポイント、500円分をプレゼントしています。
入会金・年会費も無料です。
今すぐイベントを予約しなくても大丈夫です。
まず登録しておいて、
「この食事会なら行ってみたい」
と思えるイベントが見つかったときに、一歩踏み出していただければと思います。

シニアサークルアッシュが目指していること
シニアサークルアッシュでは、50代・60代・70代・80代の新しい友達作り、恋活、婚活だけではなく、シニア世代の孤独・孤立対策、独居シニアの居場所づくり、外出するきっかけにつながる交流の場を全国で作っています。
家でもない。
職場でもない。
気軽に話せる人がいる、もうひとつの居場所。
そんな場所をこれからも増やしていきたいと思っています。
この記事を書いた人
田中晶子
シニア世代の友達作り・居場所づくり専門家
シニアサークルアッシュのイベント企画・運営、現場サポートを担当。
50代・60代・70代・80代の友達作り、恋活、婚活、茶飲み友達作り、外出のきっかけづくりなど、シニア世代が自然に人とつながれる交流の場づくりに携わっています。
設立32年目となる2026年も、「いくつになっても、新しい人とのつながりは作れる」という思いを大切に、全国のイベントをサポートしています。



